ワークショップ
レポート
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職人は実は「かわいい」
話してみるとかわいい職人
京都にいます

森本錺金具製作所と
ブローチを作る
ワークショップを行いました。

Traditional Craftsman
Workshop
report
KAZARIKANAGU

森本錺金具製作所

「森本錺金具製作所」による
ワークショップのレポート
『錺金具の技術を使って、ブローチをつくろう』

2018年9月9日(日曜日)、東急ハンズ 新宿店にて、
KYOTO T5は「森本錺金具製作所」の森本安之助氏と職人2名に錺金具の技術を教わり、4×4cm角の錺金具ブローチをつくるワークショップを開催しました。
定員8名、2回行いました。
森本錺金具製作所がこのようなワークショップを行うことは、とても貴重で、
大盛況となりました。
直接、伝統工芸に触れることができる機会を作ることができました。
その時の様子と体験していただいたお客様からのアンケートをご紹介します。

 

 

ブローチの柄を 波模様の「青海波」、卍の形が崩れた「紗綾形」、神社によく用いられる「唐草模様」、友禅などで用いられる「松」の4種類から選ぶ。
柄を選び、カーボン紙を使って 地金(銅の板)に文様を写す。

質問1. 今回のワークショップをどのように知りましたか。
応募のきっかけを教えてください。
(15人回答)

・東急ハンズwebを見て  12人
・知人から  1人
・錺金具の行程を体験してみたかったから  1人
・通りがかり 1人

 

柄によって分けられた鏨(タガネ)を 金槌で打って文様を彫っていく。

地金は練習用に 2,3 枚。 本番用に 2 枚。 そのうちの一枚がメッキ加工され ブローチに。

道具は実際に普段、職人さんが 使用しているものなので 大人数で同時に使用するには 数に限りがあり、テーブルごとに共有します。

近い距離で職人さんの技を 目で見て、音で聞いて、盗みます。

質問2. ワークショップの満足度 (15人回答)

☆0・・・・1人
☆3・・・・1人
☆4・・・・2人
☆4.5・・・ 1人
☆5・・・・10人

平均満足度 ☆4

 

質問3.   職人さんのお話で一番印象に残ったことは何ですか?   (11人回答)

・代々受け継がれていく技法。
・何気なく旅行で見ていた場所が使われている。
・手仕事は作り手の個性が出る。
・道具の使い分け。
・ワークショップのためにわざわざ京都から東京に来た。
「ずっとこればかりしているから」とおっしゃっていたが、いかに積み重ねでそ の技術を磨いているかを実感した。
・機械と人の手で(神楽鈴の)音色が違うというのに感動。
・“手作り”にこだわって伝統を守られている。
・番号がなくてもタガネの種類がわかる。
一人前になるまで20年かかる。
・寺社仏閣の飾りが機械で生産されているものがある。全部手作りだと思ってい た。

 

質問4. “京都”  “職人”に対してのイメージは変わりましたか?
それがどのように変わりまし たか?  (13人回答)

・大変そうだけどかっこいい → 今も変わらず
・「和風総本家」で見ていて興味があった → やはりすごい!
・すごい→さらにすごい!もっといろいろ知りたい

・「40歳からお手伝い、60歳でものを作る」的な修行制度は効率が悪く謎
→ 丸1つ打つのですら、こんな苦労するんだからそうなのか、と納得。
他の職人技もやってみたいなと思った。
・頑固でかたくな → オープンで技法も教えてくださる
・堅苦しい → 人情味がある
・少しこわい → 話すと楽しい
・こわそう → 話しやすかった
・気難しい人、ちょっと怖そう → 気さくに話せてよかった
・気難しそう → 気さく
・こわい → 楽しくて優しい
・恐い、裏がある → 実直、優しい
・厳しそうな → とても優しく教えていただいた

 

横着は禁物。 慎重に…丁寧に… 何よりも想いを込めて打つことが大事。

「先生!」「先生これはどうですか?」
参加者の方々は次第に 職人さんを先生と呼ばれてました。

 

質問5.  ワークショップ内容で難しかったことや改善点など(13人回答)

・カーボンの転写がうまくいかなかった。綺麗なカーボン紙を用意して欲しかっ た。
・使いたいときに使いたいタガネがないのはストレス。ひとりじめされていた。
・もう少し図案があると良かった。経験者と分けて欲しかった。
・どちらのテーブルも同じ条件にして欲しかった。(道具が机で違った)
・あと1時間欲しかった。
・タガネがずれていくこと。離さないように打つ。
・同じところにタガネが打てない。線がダブルになる。
・跳ね返りが起きないように打つこと。左手が難しい。
・タガネの種類が多かったので、見つけるのが大変だった。
・線と線を繋ぐのが難しかった。
レザークラフトと同じかと思っていたけど(錺金具の方が)全然難しかった。
・錺金具の行程。
・このままで良い、値段も。
・直線で何回も打つと線がずれてしまう。

 

キンキン カンカン トーン トトトト ティーン カッ
人によって打つ姿、打つスピード、打つ音も様々。

20 分で終える方もいれば 1 時間半じっくりの方も。

20 代から 80 代の世代を超え、 ものづくりから生まれる 一期一会のコミュニケーション。

機械では生み出せない 手づくりならではの あたたかい不揃いさ。
同じ文様でも 人が、心が、あらわれます。

 

質問6.  感想(13人回答)

・本当に難しかったけど、すっごく楽しかったです。
また実施してください!職人 の皆さん、スタッフの皆さん、ありがとうございました。
・めっちゃ楽しかったので、他の柄にも挑戦したい。
・手軽にツールが手に入り、今回のワークショップのように仕上げと、赤ペン先生のように工房に送って完成できると趣味にでき人口が増えそう。
・とても貴重な体験をさせていただいた。
・めったにできない体験をさせていただきました。
・参加してとても良かった。
・職人さんの手作りや伝統工芸が好きなので、体験できて嬉しい。
・練習ができたこと、本番用も数枚準備いただいたこと、とてもやりやすかったで す。
時間もちょうどよく、疲れる前に終わりました。楽しかったです。
また企画いただけるととても嬉しいです。ありがとうございました。
・大変丁寧にご指導いただきました。ありがとうございました。
・また来たいです。
・またやってみたい。
・どうなることやら!?と思いましたがすごく楽しかったです。丁寧に教えていた だき、ありがとうございました。
・面白かった。職人さんの手仕事の面白みが少しわかったように思う。
・本当に楽しかったです。またもう1度やりたいです。次はもう少し上手にできる 気がします。
本当にありがとうございました。

 

 

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