催事
レポート
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JR京都伊勢丹のバイヤー
深柄さんに催事の感想を
お聞きしました。

Event
report
JR Kyoto Isetan
FUKAE KENICHIRO

深柄 謙一郎

 

JR 京都伊勢丹 催事レポート

KYOTO T5は8月、JR京都伊勢丹にて、活動の紹介と新商品を発表しました。

そこで、JR京都伊勢丹のバイヤー 深柄 謙一郎さんに
開催の経緯や、伝統工芸の販売の現状などをお聞きしました。

 

バイヤー 深柄 謙一郎さん

今回の催事は、深柄さんのご協力もあって、開催まで至りました。
どのような点にご興味をいただけてオファーしたのか、その経緯をお伺いしたいです。

初めて見たとき、見た事がないデザインに伝統工芸の新しい可能性を感じました。
その後、様々なコーディネート画像などを拝見し、京都発信のファッションとして気に入っていただけるのではと思いオファーさせていただきました。

ありがとうございます。
京都伊勢丹は、京都の
玄関といえる京都駅に隣接し、地元のお客様から他府県、海外の方などご来店されると思いますが、「京都で、販売する」ことに、何か意識されていますか?

まだあまり知られていない素晴らしい京都の技術・工芸を取り入れながら、
その魅力ある商品と精一杯のおもてなしで、お客様が来てよかったと思える場にしたいです。

お客様に来てよかったと思って頂ける点では、今回、ウィンドウディスプレイを「HANAO SHOES」が、館内エスカレーター下では、KYOTO T5が普段見る事の出来ない「職人の道具」を展示させて頂きました。
お客様にどのような反応がありましたか?

お客様に新しい発見をもたらせたと思います。
紹介パネルに食い入るように見て離れない方や、展示物をスマートフォンで取り続ける方など、多くの方を魅了していました。

確かに会期中、展示をみて売り場に流れてくるお客様が多かったです。
KYOTO T5は、「製品を買ってもらうことで、深いコミュニケーションが生まれる。」と考えており、実際に購入して、生活に取り入れてもらうことで、伝統文化が、「自分の事=日常」になると考えています。
その提案に、今回
Whole Love Kyotoと企画・制作した商品、「ICE CREAM GIFT」「手拭い」「サイネンショー」が一部販売されました。
一番印象的な商品はどれでしたか?

個人的には、サイネンショーです。
伝統技術ではなく、京都の生活で普通に使われていたものを、焦点を変えて生まれ変わらせる試みは、今まで聞いたことがありませんでした。
伝統工芸品をそのまま、販売する事は、難しいと思っていて、今の生活や文化に合わせて、伝統工芸も何らかの変化をしなければ輝き続ける事は難しいように感じています。

 

伝統工芸の変化といえば、少し前から様々な全国の職人が、有名なデザイナーとコラボレーションをしたり、雑誌でも工芸品のLong Life提案を目にします。
これは、世間に少しずつ浸透している傾向なのでしょうか?

色々な後押しもあって、随分、浸透してきたように思いますが、一時的なブームではなく、継続的な取組みになる事を望みます。
“伝統工芸=すごいという評価で済まされるのではなく、現代のどのようなニーズに合っているのか、それを売る側がどう伝え続けるかが大切だと思います。

最後に、深柄さんがKYOTO T5の活動を見てイメージが変わった点や、伝統工芸が新しいアイディアでアウトプットされることにどのような期待がありますか?

伝統工芸と若い感性の出会いがイノベーションになる
という事を学びました。
僕自身も新しい発見、驚きをもたらせるだけのマッチングを今後も企画して、動き続けたいと思います。

ありがとうございました!

 

 

おわり

 

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FUKAE KENICHIRO

深柄 謙一郎