京都のスープ
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暮らしを楽しくする為の提案を

京都の“ご縁“を大切にする
アンティークギャラリー
「Antiques & Art Masa」へ

Soup of Kyoto
interview 3
Antiques & Art Masa
by Suzuki Hinae

京都のスープ 3
Antiques & Art Masa
基礎美術コース2年
鈴木 日奈恵

「僕は品物はお客様のご縁を頂く媒体であると考えています。
ご依頼を頂いた事に感謝して
お客様とのこれからの時間を大切にする事で
ご縁も多く頂ける気がします。」
京都の下鴨神社の近くにある、アポイント制のお店。
“ご縁” を大切にするMasaさんにお話を聞きました。

 

 

Antiques & Art Masa

Antiqe&Art Masa

暮らしを楽しくする為の提案を

Antiques & Art Masaの店主であるMasaさんは、
自身の自宅をギャラリー兼ショップにされています。
そうすることで、
お客さんと同じ目線で物を提案することができるとおっしゃいます。
ギャラリーには、Masaさんが自分のピンとくる
「形、質感、色」を元に選んだ
様々な時代の骨董品や、
現代の作家さんと共同で制作をされた作品を置かれています。

壁にかけてある「時代屏風パネル」はその一つです。

Antiqe&Art Masa 写真時代屏風パネル

「古い物を置いているけど、みているのは今なんです。」
今と昔が入り混じる京都のような空間で、Masaさんは
お茶やお酒等を楽しくする暮らしの提案をテーマにお店をされています。

骨董の買い物をもっと気軽に楽しんでもらいたい

「骨董は、まずは勉強しないと買えない」という感想が、
骨董品を提案する立場の人間にとって
一番寂しいと
Masaさんは感じるそうです。

Antiqe&Art Masa 写真 店内

この考えを払拭する為、
お店はアポイント制という
方法をとられています。

「勉強は楽しいですしもちろん大切だと思います。
でも、外側の知識は後からは役に立つんですけど、
先にとらわれてしまうと、
逆にお買い物を楽しんで頂けない要因に繋がると思うんです。

一人一人のお客さんと対話し言葉で伝えることで、
Masaさんの感性で選んだ物達とお客さんの想いが通じ、
お互いに納得のいく物を提供することができます。
中には、「予約制じゃなかったら行ってない」という、
Masaさんの感性が好きだというお客さんもいらっしゃるそうです。

Antiqe&Art Masa 写真 Masaさん

縁を切らない京都

京都にお店を開いたのも、ご縁があったからだとおっしゃっていました。
骨董品の多くは東京と京都に集中するそうで、
日本の中でも京都はお客様とのご縁が多く頂けるそうです。

2010 年にお店を始めたMasaさんは、
京都は縁を切らない場所だとおっしゃいます。
一度関わりを持つと、どんなことがあっても気にはかけてくれる。
それは、人を大事にしたいという気持ちが強い証拠でもあります。

そんなMasaさんは、商売は人とのご縁があって、
そのお役に立つ事で初めて成り立つと教えて下さいました。

「僕は品物はお客様のご縁を頂く媒体であると考えています。
ご依頼を頂いた事に感謝して
お客様とのこれからの時間を大切にする事で
ご縁も多く頂ける気がします。
そう言った形の商いが私自身もとても楽しく、合っていると思います。」

Antiqe&Art Masa 写真 店内

Antiqe&Art Masa 写真 店内

2018.12.01更新