京都100年かるた

#く #て #ま

京都100年かるた

京都100年かるた
#く #て #ま

KYOTO 100years KARUTA
#ku #te #ma

京都100年かるた
#く #て #ま
編集メンバー
空間デザインコース2年
中喜多 真央
水野 綾乃
水野 好美
溝部 千花
イラスト
イラストレーションコース4年
ikik

Editor
Nakakita Mao
Mizuno Ayano
Mizuno Yoshimi
Mizobe Chihana

Illustration
ikik

「京都100年かるた」は、
京都の〝100年〟にフォーカスをあてたもの。
遊びながら、京都を知る・学ぶ・楽しむことができます。

リサーチ、インタビュー、
撮影を元に絵札と読み札の作成をしています。
京都いろはかるたを参考に各47枚。

シリーズ化を目指し、第一弾は京都の河原町。
新しいお店が建ち並び、観光客で溢れかえる街の中には、
実は、人知れず100年以上の歴史を持つ
お店や建物が残っています。
新しい中にも古き良きものが残り、
伝承されている河原町にスポットをあてています。

 

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#く

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櫛一本
出来上がるまで
四十年

四条通 「十三や」 創業 144 年

古来から日本では「髪は女の命」と言われていますが、
髪の美しさを保つために使われてきた道具を、
つげ櫛と言います。
十三やさんはこのつげ櫛を
京都で唯一専門としているお店で、
奈良時代から変わらぬ製法を受け継いでおり、
櫛の髪をとかす部分は今でも手作業で行われているそうです。

四条通 十三や 創業144年

四条通 十三や 創業144年

櫛を作る工程をお聞きして、

一番衝撃を受けたのは、出来上がるまでの年数です。

樹齢30年ほどの黄楊(つげ)の木を選び、
櫛の原型となる形に製剤し、
燻蒸したあと10年程乾燥させます。
この乾燥が終わってやっと櫛の形へと加工されるそうです。
店頭に並んでいる櫛は最低でも40年の歳月が経った貴重な一品です。

四条通 十三や 創業144年

四条通 十三や 創業144年

四条通 十三や 創業144年

またなぜお店の名前が“十三や”なのかを聞くと、
櫛(くし)は苦や死を連想させてしまうため、
縁起を担いで9+4=13 で十三やになったそうです。
髪をいつまでも美しく保つためにも、
つげ櫛を持ち歩くのはいかがでしょうか。

十三や
〒600-8003 京都府京都市下京区 四条通寺町東入御旅宮本町13
TEL075-211-0498
年中無休
営業時間:11:00-20:30
URL: https://www.kyoto-wel.com/shop/S81004/index.html

 


 

#て

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鉄よりも
劣化しにくい
漆、螺細

六角通 「大極殿」 創業 310 年

六角通りにある長屋の暖簾をくぐると
店内には“かすてら”と書かれた大きな看板があります。
大極殿では、貿易でカステラが日本に伝わってすぐ
カステラの製造が始まったそうです。
今では季節に沿った様々な種類の和菓子が売られていますが、
カステラは創業当時から残っている商品の1つになっているそうです。
昔はお菓子をお重にたくさん敷き詰めて、天秤棒を使って運んでいました。
これらの創業当時から使われていた道具は店内に飾られています。

大極殿本舗 六角店「栖園」

大極殿本舗 六角店「栖園」

このお重は鉄で装飾がされている部分と、
漆や螺鈿細工が施されている部分があり、
よく見ると鉄の装飾は錆て取れかかっているものの
漆や螺鈿細工の部分はほ劣化せに、綺麗に残っています。

大極殿本舗 六角店「栖園」

お話を伺った店員さんは
「昔の人の知恵はすごい。
100 年以上経った今でも残る技を持っていたなんてね~」とひとこと。

店内には大極殿取り扱っている和菓子を楽しめるカフェもあります。
お立ち寄りの際は、
創業当時から残る老舗のカステラをお土産にいかがですか?

大極殿本舗 六角店「栖園」

大極殿本舗 六角店「栖園」
〒604-8117 京都府京都市中京区六角通り高倉東入堀之上町120
TEL075-221-3311
定休日:水曜日
営業時間:9:00-19:00

 


 

#ま

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街角に
明治が香る
すき焼きや

寺町通「三嶋亭」創業146年

寺町三条の片隅に明治の趣が残る建物があります。
店頭には高級肉が並び、いつでもお客さんで溢れていますが、
隣にも入口があるのを知っていますか?

靴を脱いで階段を上がると
四季折々の表情を見せる坪庭や、天井、格子など
創業当時のままの空間が広がります。

寺町通 「三嶋亭」 創業 146 年

寺町通 「三嶋亭」 創業 146 年

寺町通 「三嶋亭」 創業 146 年

初代三嶌兼吉が妻と共に長崎で牛鍋を学び、
京へ戻った
2人が現在の地で店を開いたのが初めでした。
それ以来三嶋亭独自の目利きで黒毛和牛を選び、
受け継がれてきた秘伝のレシピで多くの常連客を魅了し続けています。

現在も有名人や海外の食通の方の来店があるそうですが
文豪川端康成も愛したすき焼きでもあります。
ぜひ家族や友人などと一緒に、
著名人が愛してやまないすき焼きを食べに行ってみてください。

三嶋亭
604-8035 京都府京都市中京区 三条下ル桜之町405寺町通
TEL:075-221-0003
定休日:水曜日
営業時間:11:30-22:00
URL:
https://www.mishima-tei.co.jp/

 

2019.02.01更新