「ABLE DESIGN AWARD」

ABLE DESIGN AWARD

ミラノサローネ
ABLE DESIGN AWARD(4)

Milano Salone
ABLE DESIGN AWARD

Kaori Kume

ミラノサローネ
ABLE DESIGN AWARD
ビジュアルコミュニケーションデザインコース2年
久米香織

私たちKYOTO T5は、
京都という街に根付く伝統文化、
そして職人さんのことについて学び、
「京都はこんなに奥が深いんだぞ!」ということを
伝えるために活動しています。

そんな私たちKYOTO T5は、
12 月上旬から2月上旬までに行われた、
株式会社エイブルが主催する空間のデザインコンペ、
ABLE DESIGN AWARD」に応募しました。

 

 

(4)_ミラノへ出発

ミラノへ出発する日がやってきました。
今まで準備してきたこと、これから始まることに思いを馳せながら飛行機に乗り、ミラノに到着したのは、次の日ののお昼頃でした。

ABLE DESIGN AWARD

↑ミラノ・マルペンサ空港にて。

ミラノに着いてまず感じたのは、「空気が軽い!」ということ。
あと、鳩が日本よりもスタイリッシュだったことでした。笑

翌日の3日から空間の搬入が始まるので、
ホテルに着いた私たちはゆっくり休み、搬入に備えました。

やってきた搬入1日目。

ABLE DESIGN AWARD

ミラノの地下鉄「ポルタ・ジェノーヴァ駅」から徒歩10分ほどにある、
「スーパースタジオ」という場所で、私たちの展示が行われます。

この日に大提灯が届くはず、だったのですが…。
現地の税関に引っかかってしまい、書類にサインをしても提灯が届くのが次の日になってしまいました。

大提灯が届くまでにできることは、大提灯の周りにある大小様々な大きさの提灯を吊り下げることでした。

ABLE DESIGN AWARD

そのためにも、まず、提灯の位置を、準備しておいた座標図に合わせて印をつけていきます。
メンバー2人が印をつけている間、
残されたメンバーで提灯に電球をつけたり、コードをつけたりする作業を行なっていきました。

ABLE DESIGN AWARD

ABLE DESIGN AWARD

真剣なメンバー。

ABLE DESIGN AWARD

ABLE DESIGN AWARD

全ての提灯にコード、電球をつけたところで、作業は高所作業を担当してくれた現地スタッフ、アレク(私たちはブラザーと読んでいました笑)にバトンタッチ。

いよいよ、提灯が吊されていきます。

ABLE DESIGN AWARD

ブラザー、まさかのヘルメット無装着での作業に、日本と海外の差を感じて思わず笑ってしまいました。
イタリアの電源と日本の電源は違うので、まずは変圧器を取り付け、
提灯を吊り下げていきます。

ABLE DESIGN AWARD

ひとつひとつの提灯が吊されるたび、ブラザーがちゃんと提灯が灯るかのチェックをしてくれたのですが、
毎回毎回、ちゃんと灯っているのを見て、私たちメンバーは「おお~!!」と大喜びしていたので、ブラザーも嬉しそうでした。笑

ちゃんと提灯が灯ることを確認できたメンバー。

ABLE DESIGN AWARD

ABLE DESIGN AWARD

次の日からは、いよいよ大提灯の設営と、周りの提灯の設営に入っていきます。

この日の夜ごはんは、レストランでの本場のイタリアンでした。

ABLE DESIGN AWARD

ミラノ風カツレツや、

ABLE DESIGN AWARD

ピザ、スパゲティをいただきました。
どれも本当に美味しかった…!!

 

事件発生

そして次の日、搬入2日目。
レストランを後にし、ホテルに着いた頃から大雨が降っていたので、
地面は少し湿っていました。

お昼頃に空港から大提灯が到着しましたが、提灯が入っていた木箱は湿っていました…。
少し嫌な予感がしつつ木箱の中を開けると、

ABLE DESIGN AWARD

提灯は濡れてしまっていました。
税関を通った木箱が屋外に置かれていて、そのまま大雨で濡れてしまっていたのです。

ABLE DESIGN AWARD

ABLE DESIGN AWARD

私たちの展示場所まで丁寧に運んだものの、やはり濡れてしまったので、
紙が取れてしまったりしてしまいました。

乾かすとしても、提灯を広げないと全ては乾かないので提灯を広げて見ると、

ABLE DESIGN AWARD

このように、ほとんどの部分がびしょ濡れになってしまっていました。
どうやって乾かそうかと半分絶望していた私でしたが、目の前の状況を見てみると、まるでメンバーが提灯のドレスを纏っているように見えました。
他のメンバーもそう思っていたようで、
「お嬢様、加減はいかがですか?」と、姫と侍従のような会話をしたりして、笑いながら紙を乾かしていきました。

その様子に海外の方も「いいドレスね!」とカメラを構えていたり、
またここでも「Laugh」が生まれていました。

ABLE DESIGN AWARD

ダンボールの切れ端などで乾かしていたもののあまり乾かず。
そこでメンバーがドライヤーを買って来てくれました。

ここからは、大提灯を簡易的に天井から吊るして乾かし、
和紙を貼り直していきます。

ABLE DESIGN AWARD

ABLE DESIGN AWARD

骨に糊を貼り、和紙を貼っていく工程は、
京都造形芸大名物授業である「京造ねぶた」の、ねぶたを作る工程に少し似ていました。
そして、メンバー全員、1回生の時にねぶたの授業は経験していました。
紙がピンとなるように少し霧吹きで湿らしたり、
決められた「骨(ねぶたでは針金)」に合わせて和紙を貼ったり…。
一年前、半年前に経験したねぶた作りを思い出しながら、和紙を綺麗に貼り直していきます。

ABLE DESIGN AWARD

そうして、和紙をなんとか貼り直し、

ABLE DESIGN AWARD

このような状態になったところで、搬入2日目は終了しました。

残りの搬入期間、3、4日目で、提灯の位置を整えたり、
「真ん中の大提灯が暗い!」と、スーパースタジオの近くにある電気屋さんにソケットや電球を買いに行ったり、
スタジオにあるスポットライトをお借りして空間にブラッシュアップを重ねた結果・・・

ABLE DESIGN AWARD

ABLE DESIGN AWARD

このような空間ができあがりました。

ABLE DESIGN AWARD

ABLE DESIGN AWARD

ABLE DESIGN AWARD

お世話になった方々、メンバーとで記念撮影を行いました。

ABLE DESIGN AWARD

ABLE DESIGN AWARD

↑現場監督で現地の方とのやりとり等してくださり、ものすごくお世話になった館さん(一番左)、高所作業での設営等してくださったブラザー(右から4番目)と。

いよいよ、次の日、4月7日からはVIPプレビューが始まります!

つづく

 

2019.06.15更新