「HEADとの合同プロジェクト」

HEADとの合同プロジェクト

HEADとの合同プロジェクト(2)

Joint project
Haute École d'art et de design Genève

Hida Michiru

共同プロジェクト
Haute École d'art et de design Genève

油画コース2年
樋田みち瑠

夏季休暇を利用し、ヨーロッパのデザイン大学の学生と新商品を企画する合同プロジェクトを行いました。
第1週、8/12-19はロンドンのRoyal College of Art (RCA)と、第2週、8/19-24はジュネーヴ造形芸術大学Haute École d’art et de design Genève(HEAD)との取り組み。
今回は第2週目HEADとのプロジェクトについて、どのようなことが行われたのかご報告します。

 

(2)_職人さん工房訪問、京都巡り

次の日の午前中。昨日お会いした京組紐の職人さんである結城和子さんにお会いしました。今日はJeanneと2人きりなので自分がしっかりしなきゃと思ったのですが、バスターミナルでJeanneが早速迷子になりました。

結局結城さんに何度も電話して見つけていただきました。お手数おかけしました。

結城さんは17人しかいない伝統工芸士の中の一人で現在も作家として独創的な組紐を制作なさっています。

HEADとの合同プロジェクト

京くみひもは平安時代の貴族の装飾として発達した産業です。宝石がない当時に、貴族は上質な絹で自身を着飾りました。
そこから武士の時代には武具に、明治には正絹の価格低下から庶民に、時代のニーズに合わせて変化しながら現在まで続いてきました。

組紐はその土地で出る繊維で作られており、世界中に存在します。
私は実際に話を聞いて組紐は名前から仰々しさを感じるだけで、とても身近なものだと思いました。完成品はどれも綺麗で特に藍染の帯締めが本当に美しくて欲しくなりました。

移動中何度かJeanneがタバコ吸いたいと言うので喫煙所を探しました。でもなかなか見当たらないものなんですよね。
自分は吸わないので興味や関心が無いことは視界に入らないものなんだなと思いました。

午後は八幡染色さんに伺いました。

HEADとの合同プロジェクト

こちらもKYOTO T5の活動で名前だけは良く聞いていたのですが、お邪魔するのは初めてでした。
今回の制作で現代に合わせた新しい柄の提案を考えていたので、具体的な費用、工程など細かく聞いていきました。
プレゼンする際に具体的に発表するためにお話を伺うのですが、その中でも彼女と完成形のズレを感じ、工房を出た後また話し合いながら帰りました。

次の日、彼女を京都らしい所に連れていくために他のグループと一緒に清水寺に行きました。

HEADとの合同プロジェクト

相変わらず外国人観光客が多かったです。Jeanneはジブリが好きらしく、途中にあるジブリショップでテンション上がっていました。ずっとポニョの指人形で遊んでる姿が可愛らしかったです。

散策途中で「何でこんなに着物を着た人がいるのか」と聞かれました。

ほとんどが外国人で日本人が着物を着るのは特別な時だけだ

と答えたらとても驚いてました。ヨーロッパでは日本みたいに固有の伝統的な衣装というものがなく、それぞれの地域によって違うと言っていました。その伝統的な衣装も現代ではほとんど着ないそうです。確かに中世ヨーロッパの大きなドレスで生活するのは些か難しいそうだなぁ。

HEADとの合同プロジェクト

HEADとの合同プロジェクト

HEADとの合同プロジェクト

一緒にご飯を食べたり、プリクラを撮って遊んだりもしました。

つづく

 

2019.11.01更新