職人修行日記
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職人修行日記

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「たばた絞り」

Craftsman Training diary1

Tabatashibori
Onishi Kanako

大西香奈子

京都にはたくさんの学生が住んでいます。 そんな中、職人さんのことろで修行を行っている学生と出会うことができました。
職人さんの仕事を1番近くで見て、感じているその学生は日々どんなことを感じ、発見し、考えているのでしょうか。
今回は京都造形芸術大学 美術工芸学科 染織テキスタイルコース 大西香菜子さんにお話を聞きます。

 

はじめまして。 染織テキスタイルコース3年生大西香菜子です。

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わたしは今、大学に通いながら、週に1度、 職人さんの元で絞り染めの勉強をしています。 わたしが大学で染織を学ぶことにしたのは、 服飾に興味があり、もっと生地について知りたいと思ったのがきっかけでした。 今お世話になっている職人さんは、 「たばた絞り」として、ファッションブランドの商品の 絞り染めを手がけるなど和物に限らず幅広く活動されています。

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絞り染めは生地を染める前に糸でくくったり、縫い締めたり、 板で挟むことで防染し、模様を出します。

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たばたさんの絞りは色が鮮やかで、 現代の人にも親しみやすいのが特長です。 そんなわたしが大学で絞り染めを学んだのは 1年生のときの田端先生の授業でした。 そこではじめて雪花絞りを知り、興味を持ちました。 雪花絞りとは、布を規則的にたたんだあと、 板で挟み、辺や角を染料を浸すことで お花のような模様が出来上がります。

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単純な工程から華やかな模様が出来上がり とても感動したことを覚えています。 授業をとおして、今まで知らなかった いろんな技法や、伝統工芸について知りました。 その中で、絞り染めをもっと知りたい、身につけたい、 という想いが強くなっていきました。 そんな気持ちを、1年生が終わった春休み、 田端先生にお伝えし、その春から、週に1度程度、 お手伝いをさせていただけることになりました。

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気づけば2年目です。 職人という仕事を近くで見ていると はじめて知ることがたくさんありました。 日記ではわたしのこれまでの日々と、 たばたさんとの出会いでみえてきた わたしのこれからについて、 少しずつお伝えできればと思います。 また次回。

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つづく

 

2019.11.01更新

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