新年のご挨拶

T5センター長
酒井 洋輔

New Year greetings

T5 Head
SAKAI YOHSUKE

2019年もたくさんの方々にお世話になりました。ありがとうございます。
読者の皆さまも、読んでいただいてありがとうございます。
おかげさまで月刊
KYOTO T5を見に来てくれる人は増え続けています!

2020年。迎春。
あけましておめでとうございます。
今年も
KYOTO T5のプロジェクト ( どこかで何かする的な ) はすでにたくさん決まっています。たいへんだ
しかし私たちの活動のベースは、あくまで「伝統と出会う」「伝統を調べる」リサーチ をベースとしたものです。
学生(や大人)が自分の興味のあるところに行って話を聞く、その感動を瑞々しく文章にして、このWebサイトで第三者に読んでもらう。
読んだ誰かが、「こういうことができる!」「こういうことがしたい!」と反応し次の展開につながる。そんなことが起きることを狙っています。

しかし実際はWebサイトだけで起きるのは、相当なハードルがあるので、今のところは実際にお会いした方々からしか、展開は起きていません。
でもそれでも一定の成果だろうと考えています。

伝統の方から、学生を通じて来る案件もあれば、大学を窓口として来る案件もあります。
先日、初めてお話しした職人さんから「ひなえちゃん」と、学生のことを名前で呼ぶ声を聞いたときには思わず、顔がにやけました。
迷惑をかけながらもいい関係を築いているようです
(そうでない場合もあるのだろうけど…)

KYOTO T5は、リサーチを活動のベースとしながら、糸をつくっています。私たちは、たくさんの職人を知っています。
たくさんの職人が私たちのことを知ってくれています。
職人だけでなく、喫茶店や菓子屋、銭湯も含めて広い意味での伝統文化に関わる人をたくさん知っています。それが私たちの糸です。
この糸を旅行者や旅館、それからこれまで関係していない人たちへ結んでいくことが今年のテーマになりそうです。だってもったいないから。
僕たちの糸は他の人に結んでこそ、価値が生まれます。

もったいない で思い出しましたが、もう一つテーマをあげるとするなら、 サスティナブル(持続可能)です。
伝統は名前の通り、古いので、ベースの考え方に「もったいない」があります。ベースの考え方に「使い捨て」がある伝統はありません。

(いやありました。藁の工芸は使い捨てです。でもそれは元々、お米を収穫した後の草であり、わらじを道に捨てても土に還るという美しいサイクルを持っています。)
地球規模での気候変動を肌で感じ始めた今、サスティナブルであること が注目されています。
伝統文化は、ずっと昔からサスティナブルです。この切り口で伝統を見てみても、話してみても、面白いと思います。

長くなりましたが、新年のご挨拶でした。
皆さま、ありがとうございます。今年もよろしくお願いします。

T5センター長
酒井 洋輔

 

2020.01.01更新

New Year greetings

T5 Head
SAKAI YOHSUKE