
#0「あ、うんのはじまり」
“基礎美術”って何?
突然ですが、京都芸術大学には基礎美術というコースがあります。
みなさんは「基礎美術」と聞いて、何を考えますか?
美術の基礎なのか。
大学4年間で基礎をし続ける、ということなのか。
そもそも基礎って何?
美術って名前はついているけれど、一体何をするのだろう。
中学、高校の「美術」は基礎じゃなかったのか。
他にも思うことはあると思いますが、
こんな考えを浮かべた人は、
きっとたくさんいるのだろうな、と思います。
京都芸術大学の基礎美術コースの
“基礎” とは、 日本美術の “基礎”。
「茶」「立花」「能楽」「作陶」「禅」などという
時代の最先端で通用する日本の伝統文化は、
ほとんどが室町時代の、京都で生まれました。
京都を学ぶことから、日本を学ぶ。
このコースは、様々な分野の、実際にその道の先生方から、実践的な授業を受けます。
授業というよりは、“稽古” といった方が ふさわしいかもしれません。
そんな稽古さながらの授業の内容をお伝えするのが、この「京都文化あ、うん通信」です!
受講する基礎美術コースの学生2人のあうんの会話に、先生からのコメントも織り交ぜながら、
授業レポートをお届けします。
※「京都文化あ、うん通信」は、「京都文化トリハダ通信」「京都文化サブイボ通信」の兄弟的な記事です。