京都100年かるた
#03


総本家河道屋 

あそんで、知って、学べるかるたはインターネットではなく、研究員がお店に直接訪問し、聞いて回った情報を元に制作しました。出会って欲しい物事や店主さんの思いを載せています。ここではそんな京都100年かるたの1枚ずつをご紹介します。

好きな京都をもっと踏み込んで知ることで、京都の街歩きがぜったいに楽しくなります。このかるたでぜひ京都の100年を旅してください。


総本家河道屋は蕎麦ほうると生蕎麦を専門としているお店です。

蕎麦ほうると生蕎麦を専門としているお店は尾張屋と河道屋の2軒だけです。
創業当時は餅菓子屋を営んでおり、その後、蕎麦屋をはじめました。
蕎麦ほうるとは、京干菓子の一種で河道屋の名代菓子です。

明治初期に南蛮菓子の手法をそば粉に応用し作られたのが始まりで、「ほうる」はオランダ語のPole、ポルトガルのBoloがなまったものから来ているといわれています。
梅の花の形をしており、真ん中を丸くくりぬいたところはつぼみと呼ばれています。 お話を伺った際には、特別に抜き型を見せていただきました。

漆器は扱いが難しそうに思われがちですが、丁寧に手洗いすれば8年から10年、漆を塗りなおせばより丈夫になり半永久的に使え、殺菌作用もあります。

上品で香ばしく、優しい味わいの蕎麦ほうる、京都土産にぴったりの一品です。

住所:京都市中京区姉小路通御幸町西入ル
電話:075-221-4907
営業時間:8:30〜18:00
定休日:年始


京都100年かるた
#03
総本家河道屋

文:
浅野夏音(空間デザインコース)

総本家河道屋HP:
http://www.kawamichiya.co.jp/souhonke/

京都100年かるた
#03


総本家河道屋 

あそんで、知って、学べるかるたはインターネットではなく、研究員がお店に直接訪問し、聞いて回った情報を元に制作しました。出会って欲しい物事や店主さんの思いを載せています。ここではそんな京都100年かるたの1枚ずつをご紹介します。

好きな京都をもっと踏み込んで知ることで、京都の街歩きがぜったいに楽しくなります。このかるたでぜひ京都の100年を旅してください。