京都100年かるた
#10


平野とうふ

あそんで、知って、学べるかるたはインターネットではなく、研究員がお店に直接訪問し、聞いて回った情報を元に制作しました。出会って欲しい物事や店主さんの思いを載せています。ここではそんな京都100年かるたの1枚ずつをご紹介します。

好きな京都をもっと踏み込んで知ることで、京都の街歩きがぜったいに楽しくなります。このかるたでぜひ京都の100年を旅してください。


初代が作った豆腐を北大路魯山人が食し、2代目の豆腐を白洲次郎が食したその味を3代目は守り続けています。店主が大事にしている「変わらないための難しさ、変えないための努力」。変わらないことの難しさとして、昔は薪で火を起こしていましたが、現代はガスを使っています。火加減が変わるので同じように作るのが難しいそうです。変えないための努力は、昔から作る上で大事にしている「必要なもの以外は入れない」ということだとおっしゃっていました。

豆腐のこだわりは自然を大切に人の体に優しいものを作ること。そのため、大豆、水、にがりしか使いません。7~8月には期間限定で冷奴用の絹ごし豆腐も販売しています。

住所:京都市中京区姉小路通麩屋町角
電話:075-221-1646
定休日:日曜
営業時間:10:00-18:00


京都100年かるた
#10
平野とうふ

文:
浅野夏音(空間デザインコース)

京都100年かるた
#10


平野とうふ

あそんで、知って、学べるかるたはインターネットではなく、研究員がお店に直接訪問し、聞いて回った情報を元に制作しました。出会って欲しい物事や店主さんの思いを載せています。ここではそんな京都100年かるたの1枚ずつをご紹介します。

好きな京都をもっと踏み込んで知ることで、京都の街歩きがぜったいに楽しくなります。このかるたでぜひ京都の100年を旅してください。