京都100年かるた
#05


本家 船はしや

あそんで、知って、学べるかるたはインターネットではなく、研究員がお店に直接訪問し、聞いて回った情報を元に制作しました。出会って欲しい物事や店主さんの思いを載せています。ここではそんな京都100年かるたの1枚ずつをご紹介します。

好きな京都をもっと踏み込んで知ることで、京都の街歩きがぜったいに楽しくなります。このかるたでぜひ京都の100年を旅してください。


三条大橋のたもとにある船はしやは京都の銘菓の五色豆やおかきを販売するお店です。

五色豆とは、えんどう豆と砂糖だけで作り出される素朴な京菓子で、発祥は今からおよそ500年前、厳しい修行の身にあった禅僧が工夫を凝らして作ったお菓子が始まりといわれています。また、千利休が茶の湯の席で五色豆を食したことから、五色豆は千家の茶道とともに大いに普及しました。

五色豆には名前通り、白、青、赤、黄、茶の5色で構成されており、黄色に「ゆず」、赤に「梅」を使うことを考案したのは船はしやです。
赤の梅や茶色の落穂など一粒一粒に意味が込められています。

現在の店主さんは4代目で、3代目からあられの種類が多くなり、今でも様々な種類のあられがお店に並んでいます。

住所:京都市中京区三条通河原町東入ル中島町112
電話:075-221-2673
営業時間:10:00-20:00
定休日:不定休


京都100年かるた
#05
本家 船はしや

文:
浅野夏音(空間デザインコース)

本家 船はしやHP:
 http://www.funahashiya.com/

京都100年かるた
#05


本家 船はしや

あそんで、知って、学べるかるたはインターネットではなく、研究員がお店に直接訪問し、聞いて回った情報を元に制作しました。出会って欲しい物事や店主さんの思いを載せています。ここではそんな京都100年かるたの1枚ずつをご紹介します。

好きな京都をもっと踏み込んで知ることで、京都の街歩きがぜったいに楽しくなります。このかるたでぜひ京都の100年を旅してください。