京都100年かるた
#09


柊家

あそんで、知って、学べるかるたはインターネットではなく、研究員がお店に直接訪問し、聞いて回った情報を元に制作しました。出会って欲しい物事や店主さんの思いを載せています。ここではそんな京都100年かるたの1枚ずつをご紹介します。

好きな京都をもっと踏み込んで知ることで、京都の街歩きがぜったいに楽しくなります。このかるたでぜひ京都の100年を旅してください。


江戸時代から続く旅館である柊家は、下鴨神社の境内にある比良木神社で、邪気を祓うとされている柊の木が自生しているこの神社を深く信仰していたことから屋号を柊家としました。そのため、旅館の小物や衣類、調度品には様々な柊の模様があしらわれています。

「我が家に帰られたように、寛いでいただきたい」との思いの「来者如帰」と書かれた額が玄関の上がり框に掛けられています。この旅館には江戸末期から昭和までの風情が残る数奇屋造りの旧館と、時代に合わせた設備と快適さ、洗礼された和の設えを兼ね揃えた新館に分かれていて、旧館には川端康成が実際に宿泊した部屋も残っています。

住所:京都市中京区麩屋町姉小路上ル中白山町
電話:075-221-1136
定休日:不定休 ※建具の入れ替え、大掃除の時に休業


京都100年かるた
#09
柊家

文:
浅野夏音(空間デザインコース)

柊家HP:
https://www.hiiragiya.co.jp

京都100年かるた
#09


柊家

あそんで、知って、学べるかるたはインターネットではなく、研究員がお店に直接訪問し、聞いて回った情報を元に制作しました。出会って欲しい物事や店主さんの思いを載せています。ここではそんな京都100年かるたの1枚ずつをご紹介します。

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